日 時 : 令和2年2月10日(月)19:00~
場 所 : 産業医科大学2号館2階 2208教室
担 当 : 腎グループ
演 者 : 芳野三和先生(JCHO九州病院)、斉宮真理
演 題 : 小児CKD〜その診断から腎代替療法の現状まで〜
要 旨 : 小児慢性腎臓病(小児CKD:Chronic Kidney Disease)は末期腎不全に至る可能性がある疾患であり、長期的な腎機能障害は成長障害や骨ミネラル代謝異常などの重篤な合併症を引き起こし、最終的に透析や移植などの腎代替療法を必要とする。
今回、遺伝性腎疾患による保存期腎不全を経て腹膜透析を導入した症例、先天性腎尿路奇形による保存期腎不全で先行的腎移植を予定している症例を紹介し、小児CKDの診断や管理、また現在の小児の腎代替療法の現状について紹介する。