12月クリニカルカンファレンスのお知らせ

【産業医科大学小児科クリニカルカンファレンス】

 

日 時 : 令和4年12月12日(月)19:00~

場 所 : 産業医科大学2号館 2階 2208教室

 

演者1: 島本 太郎

テーマ: 九州大学病院での研修報告報告(NICU、総合グループでの研修を終えて)

要 旨 : 2021年10月から2022年9月までの1年間、九州大学病院 小児科に国内留学を行った。前半6か月は後期レジデント研修としてNICU、病棟の総合グループに3か月ずつ、後半6か月は専門研修として病棟では内分泌・代謝・遺伝・循環器の患者をメインに外来診療を行いながら月2回のNICU当直、月1回の病棟当直を担当した。当院との比較を交えながら私の1年間の経験を共有する。

 

演者2: 眞鍋 舜彦

テーマ: 北九州地区の総合病院での経験〜それぞれの特徴と役割について〜

要 旨 : 2021年10月から6か月間、2022年4月から6か月間、それぞれ北九州市立八幡病院、北九州総合病院で、さらに2022年10月から1年間の予定でJCHO九州病院にて研修を行っている。北九州市立八幡病院では一般小児グループとして外傷を含めて様々な疾患を経験し、超音波研修を通して理解を深めることができた。北九州総合病院ではこの4月からメンバーが大きく変わり、同心協力して業務にあたった。JCHO九州病院では小児循環器グループに所属している。ここでは先天性心疾患などの患者が九州山口を中心に全国から紹介され、初診から周術期、成年期の管理を経験できている。この1年間の経験を通して、北九州地区のそれぞれの病院の役割を私なりに考え、これからの医師生活に活かしていく。

 

***********************

産業医科大学小児科学教室

〒807-8555 福岡県北九州市八幡西区医生ヶ丘1-1

Tel:093-691-7254 Fax:093-691-9338

e-mail:j-syoni@mbox.med.uoeh-u.ac.jp

***********************

11月セミナーのお知らせ

【産業医科大学小児科セミナー】

 

日 時: 令和4年11月24日(木)18:00~

場 所: 産業医科大学2号館3階 2301教室

 

演者1: Asmaa Abushawish

テーマ: Environmental factors affecting change of upper respiratory tract microbiota in young children

要 旨 : I have been conducting research in the pediatric department of University of Occupational and Environmental Health since April 2018. In the first year, 2018-2019 I was training as a researcher. From 2018 till now I am a graduate student in the pediatric department. During these years, I had the opportunity to be part of the clinical research at the pediatric department and I learned many things about the research field. Besides, I was able to learn and understand Japanese culture and adapt with it. Based on this, I will present my journey in Japan as a graduate  and a foreigner student. I will talk about my study and share the results with you. Also, I’m going to talk about my journey from my country to Japan and the difficulties during this journey and introduce some about my culture.

 

演者2: 菅 秀太郎

テーマ: 産業医義務年限期間における小児科医としてのキャリア形成

要 旨 : ご存じの通り産業医大出身者は就学資金の貸与を受けた期間(6年間)の1.5倍の期間(9年間)産業医等の職務に従事することが必須であり、この9年間のうち最低2年間は専属産業医または勤労者医療総合センター及び過労死等調査研究センター、厚生労働行政機関に従事することが義務付けられている。臨床医にとってこの2年間が鬼門であることは言うまでもなく、産業医と小児科医をどのようなバランスで過ごすかは難しい。私は、専属産業医として株式会社SHIMANOで勤務する傍ら、社会人大学院として神戸大学小児科で研鑽を積んだ。ちょうどコロナ禍に突入し当初イメージしたものと大きく乖離したが、どちらも学ぶべきことが多い期間だった。研究報告会の場であるが、これから産業医義務年限を過ごされる先生方へ向けて産業医期間の過ごし方にも参考になればと考えている。