9月セミナーのお知らせ

【産業医科大学小児科セミナー】

 

日 時:令和4年9月29日(木)18:00~

場 所:産業医科大学2号館 2208教室

テーマ:令和3・4年度産業医科大学小児科掲載原著論文報告会

 

Highest impact factor article

 

1.Suga S, et al.

Long use of continuous positive airway pressure protects against the development of treatment-requiring retinopathy of prematurity.

Sci Rep. 2022; 12: 7799.

 

 

Candidates of most impressive article of professor

1.Mizuki K, et al.

Association between work attendance when experiencing fever or cold symptoms and company characteristics and socioeconomic status in the COVID-19 pandemic in Japanese workers: A cross-sectional study.

J Occup Environ Med 2022; 64: e109-e113.

 

2.Honda Y, et al.

A retrospective analysis of azacitidine treatment for juvenile myelomonocytic leukemia.

Int J Hematol 2022; 115: 263-268.

 

3.Nakamoto T, Hoshina T, et al.

Systemic corticosteroid as an adjunctive treatment for lower respiratory tract infection in children with severe motor and intellectual disabilities.

J Infect Chemother 2022; 28: 384-388.

 

4.Shimizu D, et al.

The possible association between epidemics of hand-foot-and-mouth disease and responsiveness to immunoglobulin therapy in Kawasaki disease.

Front Pediatr 2022, in press.

第14回八幡地区病院小児科合同カンファレンスのご案内

【第14回八幡地区病院小児科合同カンファレンス】

 

日 時  : 令和4年9月12日(月)19時~

場 所  : 産業医科大学2号館2208教室

テーマ :外科との連携が有用であった事例

1.心不全増悪として転院搬送され、中腸軸捻転の診断で緊急手術をおこなった21トリソミーの新生児例

JCHO九州病院小児科 大村 隼也 先生

2.外傷の初期診療における他科との連携

北九州市立八幡病院小児科 柳原 千秋 先生

3.食道狭窄の2症例

産業医科大学小児科 煙草谷 ひかる 先生、守田 弘美 先生、本田 裕子 先生

 

7月セミナーのお知らせ

【産業医科大学小児科セミナー】

 

日 時 : 令和4年7月28日(木)18:00~

場 所 : 産業医科大学2号館 2階 2208教室

担 当 : 血液腫瘍グループ

演 者 : 樋口尚子、守田弘美、中島健太郎、本田裕子

テーマ: 小児科医が知っておくべき、ダウン症に合併した血液疾患の管理

~ダウン症の赤ちゃんがうまれたら…~

 

要 旨 : Down症は最も頻度が高い染色体異常のひとつで、先天性心疾患、消化器疾患、てんかんなど様々な疾患を合併します。その中でも、白血病を発症するリスクが高く、健常児の約10~20倍といわれています。新生児期には、ダウン症の約10%に「一過性骨髄異常増殖症(TAM)」がみられます。通常TAMは自然寛解しますが、まれに致死的になることがあります。また自然寛解した後も、約20%が4歳までに急性骨髄性白血病(ML-DS)を発症します。このTAMからML-DSに進行する過程は、白血病の多段階発症のモデルとして研究がすすんでいます。今回のセミナーでは、当院で経験したTAM症例とML-DS症例を提示し、TAMとML-DSの治療の現状と課題について言及したいと思います。

 

Down症は小児科医にとって身近な存在であり、小児血液腫瘍科医、新生児科医のみならず、多くの施設の若手の先生方にもご参加いただければと思っています。

 

7月クリニカルカンファレンスのお知らせ

【産業医科大学小児科クリニカルカンファレンス】

日 時 : 令和4年7月11日(月)19:00~

場 所 : 産業医科大学2号館 2階 2208教室

担 当 : 感染・免疫グループ

演 者 : 保科 隆之、米田 哲、永汐 孟、大内田 史織

テーマ:患者数が増加している梅毒に対して小児科医が対応すべきこと -梅毒母体から出生した児への診療を経験して-

要 旨 : コロナ禍でインフルエンザをはじめとする多くの感染症の疫学は変化し、その多くは患者数が減少している。そのような中で、患者数が増加している数少ない患者数把握対象疾患の一つが梅毒である。梅毒は性感染症の一つであり、ほとんどの患者が成人である。しかし、妊婦が感染すると胎児にも影響が生じる。梅毒に感染した胎児が胎内死亡せず出生した場合、出生時からだけでなく出生後に梅毒の症状が出現することがある。死亡することや後遺症を残すこともあるため、母親のスクリーニングと梅毒母体から出生した児の梅毒感染の有無を早期に確認することが重要となる。

当科では最近3か月の間に、妊娠中に梅毒に感染したことが確認された母親から出生した児を2例経験した。本カンファレンスでは、この2症例への診療内容を提示するとともに、近年増加傾向である梅毒の小児への影響および先天梅毒が疑われた症例への対応について概説する。

6月セミナーのお知らせ

【産業医科大学小児科セミナー】

 

日 時 : 令和4年6月30日(木)18:00~

場 所 : 産業医科大学2号館 2階 2208教室

担 当 : 内分泌・代謝グループ

演 者 : 池上朋未、齋藤玲子

テーマ: 性分化疾患

要 旨 : 性分化疾患は、典型的な男児・女児の性腺、外性器及び内性器の分化が「非典型的な」発育状態を呈するものであり、頻度は出生4500人に1人程度と推定されている。出生時に性分化疾患を疑った場合は、社会的性の決定に関わる問題であるため、医学的にも、また両親の心理面においても迅速で適切な対応が必要である。しかし、稀少疾患が多いこと、専門医がチームで診療できる施設が少ないことから、その対応は必ずしも適切に行われていないのが現状である。

今回のセミナーでは性分化疾患を疑う新生児が出生した場合の初期対応、両親への対応の注意点、知っておくべき戸籍法について概説を行う。

 

6月クリニカルカンファレンスのお知らせ

日 時 : 令和4年6月20日(月)19:00~

場 所 : 産業医科大学2号館 2階 2208教室

担 当 : 新生児グループ

演 者 : 清水 大輔、菅 秀太郎、田中 健太郎、渡邉 俊介

テーマ: 多彩な症状を持つ新生児のサイトメガロウイルス感染症

~診断に難渋した 2 症例の経験~

 

要 旨 : サイトメガロウイルス(CMV)は子宮内感染や周産期感染(産道感染・母乳感染など)をきたす重要な病原微生物である。子宮内感染による先天性 CMV 感染症は聴力障害・視力障害・発達障害などをきたし、生後 3 週間以内の尿・唾液・気道分泌物・血液・髄液のいずれかからウイルスが分離されれば診断され、抗ウイルス療法による早期介入で聴覚予後を改善させることが報告されている。一方、周産期感染した正期産児は通常症候化することはないが、早産児(特に 32 週未満、1500g 未満)は症候性の臓器障害(肺臓炎、肝炎、血小板減少など)を引き起こし、母親からの抗体移行が不十分であるため重篤な症状を呈することも多い。しかし、周産期感染をきたした早産児に対する抗ウイルス療法の効果についてはまだ検討されていない。今回のセミナーでは、新生児期の CMV 感染症について、我々が経験した肺高血圧を合併した先天性 CMV 感染症の早産児と周産期感染(産道感染)による CMV腸炎を認めた早産児の 2 症例を中心に紹介したい。

 

5月のクリニカルカンファレンスのお知らせ

【産業医科大学小児科クリニカルカンファレンス】

 

日 時 : 令和4年5月9日(月)19:00~

場 所 : 産業医科大学2号館 2階 2208教室

担 当 : 神経グループ

演 者 : 福田 智文、五十嵐 亮太、重田 英臣、緒方 愛実

テーマ: West症候群 up-to-date

 

要 旨 : 2017年に国際抗てんかん連盟から新たなてんかん発作型の分類、てんかんの分類が発表された。West症候群についても新たな病因分類が提唱された。治療については近年、結節性硬化症に伴うWest症候群に対してビガバトリンの有用性が報告されている。また、2022年3月には持続性合成ACTH製剤の供給不足が指摘され、欠品時の対応案が日本小児神経学会から情報提供されている。

今回のカンファレンスでは、結節性硬化症合併と非合併のWest症候群症例を提示する。日常診療でしばしば遭遇する疾患であり、知識をup-dateする。

 

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産業医科大学小児科学教室

〒807-8555 福岡県北九州市八幡西区医生ヶ丘1-1

Tel:093-691-7254 Fax:093-691-9338

e-mail:j-syoni@mbox.med.uoeh-u.ac.jp

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4月のセミナーのお知らせ

【産業医科大学小児科セミナー】

 

日時:令和4年4月7日(木)18:00~

場所:産業医科大学2号館2階2208教室

担当:感染・免疫グループ

演者:神田里湖、川村 卓、田中健太郎

テーマ:食物蛋白誘発胃腸症

 

要旨: 食物蛋白誘発胃腸症は食物抗原によって嘔吐、血便、下痢などの消化器症状が出現する非IgE依存性消化管アレルギーである。本邦では2000年頃から増加し、発症率は0.21%と報告されている。一般小児科診療としても遭遇しうる疾患であるが、病態や診断・治療に関して未解明な部分が多い。本発表では食物蛋白誘発胃腸症の概要、現在のコンセンサス、当院で経験した症例を提示し、加えて病態・診断などに関する知見を紹介する。

3月のセミナーのご案内

【産業医科大学小児科セミナー】

 

日時:令和4年3月24日(木)18:00~

場所:産業医科大学2号館2階2208教室

担当:循環器グループ

演者:清水 大輔

テーマ:こどもの心電図のみかた

要旨: 心電図は1903年にウィレム・アイントホーフェンによって発明された。100年以上の歳月を経て、スマートウォッチで不整脈の有無を確認できる時代となった。これまでも『脈がとぶ』という主訴で受診する患児が多くいたが、今後は『スマートウォッチで脈の異常を指摘された』と客観的な情報をもって受診される患児も増えてくるかもしれない。このような患児の診療には12誘導心電図が役に立つ。今回は『こどもの心電図のみかた』をテーマとし、リズム、軸、各波形など12誘導心電図を判読する際のポイントを説明し、各年齢での違いについても解説する。