5月のセミナーのお知らせ

【産業医科大学小児科セミナー】

日 時 : 令和6年5月30日(木)18:00~
場 所 : 産業医科大学2号館 2階 2208教室
担 当 : 産業医科大学小児科 各診療グループ
テーマ: 研究状況中間報告

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産業医科大学小児科学教室
〒807-8555 福岡県北九州市八幡西区医生ヶ丘1-1
Tel:093-691-7254 Fax:093-691-9338
e-mail:j-syoni@mbox.med.uoeh-u.ac.jp
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5月クリニカルカンファレンスのお知らせ

【産業医科大学小児科クリニカルカンファレンス】

日 時 : 令和6年5月13日(月)18:00~
場 所 : 産業医科大学2号館 2階 2208教室
担 当 : 神経グループ
演 者 : 柴原 淳平、五十嵐 亮太、福田 智文
テーマ: Dravet症候群~その患者さんは本当に熱性けいれんですか?~
要 旨 : Dravet症候群は乳児期に発症し、発作の熱感受性が特徴的な発達性てんかん性脳症の一つである。発熱や入浴による発作誘発や重積、群発傾向などの特徴があれば本症候群の可能性を考える必要がある。遺伝子検査は保険適応であり、近年、治療薬としてフェンフルラミンが新たに承認された。日常診療でよく経験する熱性けいれんの鑑別疾患の一つであり、知識をup-dateする。

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4月セミナーのお知らせ

【産業医科大学小児科セミナー】

日 時 : 令和6年4月25日(木)18:00~
場 所 : 産業医科大学2号館2205教室 ※2階の一番奥のお部屋です。
担 当 : 感染・免疫
演 者: 多久佳祐、川村卓、髙橋光
テーマ: 新規ワクチンの現状と今後の展望
要 旨 : 小児科医にとってワクチンは重要な業務の一つであり、現在多くのVPD(vaccine preventable disease)をカバーしている。2013年4月にヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン、ヒトパピローマウイルスワクチンの3つのワクチンが任意接種から定期接種に変更され、日本の予防接種制度の歴史の中でも画期的なことであり、ワクチンギャップを埋める大きな動きであった。そこから約10年の間にワクチンギャップは徐々に解消され、2023年4月より9価ヒトパピローマウイルスワクチン、2024年4月より15価肺炎球菌結合型ワクチン、5種混合ワクチンが定期接種となり、妊婦へのRSワクチン(アブリスボ®)やパリビズマブにかわる長期間作用型抗体(ベイフォータス®)などの新規ワクチンも本邦で承認され、今後のさらなる疾病負担の減少が期待されている。本発表では、近年導入されたワクチンや今後導入されるワクチンに関する知見を紹介する。

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3月のセミナーのお知らせ

【産業医科大学小児科セミナー】

日 時 : 令和6年3月28日(木)18:00~
場 所 : 産業医科大学2号館2階 2208教室
担 当 : 循環器班
演 者: 清水大輔、眞鍋舜彦
テーマ: 小児心臓カテーテル治療-その症例、カテーテルで治療できるかも-
要 旨 : 小児の心臓カテーテル治療は 1966 年に完全大血管転位に対して施行されたバルーン心房中隔裂開術から始まり、現在では肺動脈弁や大動脈弁、大動脈縮窄症に対するバルーン拡張術、異常な側副血管に対するコイル塞栓術、さらには近年まで心臓外科手術が唯一の治療方法であった動脈管開存症や心房中隔欠損症に対するカテーテル閉鎖術など、多くの疾患で治療が可能となった。また、カテーテル治療の多くは新生児期・低体重であっても行うことができ、心臓外科手術に比べて非常に低侵襲であることから患児に対するメリットは大きい。近年、動脈管開存を維持するためのステント治療やファロー四徴症術後の肺動 脈弁閉鎖不全に対する経皮的肺動脈弁留置術など、新たなカテーテル治療も実践されている。本セミナーでは当院で行ったカテーテル治療の症例を提示し、日ごろ小児循環器診療に 携わらない先生方に『カテーテル治療』という選択肢があることをぜひ知って頂きたい。

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第17回八幡地区病院小児科合同カンファレンスのお知らせ

【第17回八幡地区病院小児科合同カンファレンス】

日 時 : 令和6年3月4日(月)19時~
場 所 : 産業医科大学2号館2208教室
テーマ : 便通異常のある小児の原因(診断)・治療

1. 排便コントロールに難渋したうっ滞性腸炎の3例
 JCHO九州病院小児科 大村 隼也 先生

2. 集中治療室での管理を要した重症下痢症の乳児例
 北九州市立八幡病院小児科 竹井 文哉 先生

3. 幼児期にPeutz-Jeghers症候群と診断され、思春期に巨大結腸症を契機にHirschsprung病の合併が判明した1例
  産業医科大学小児科 村川 沙織 先生

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2月のセミナーのお知らせ

【産業医科大学小児科セミナー】

日 時 : 令和6年2月29日(木)18:00~
場 所 : 産業医科大学2号館 2階 2208教室
担 当 : 新生児班
演 者 : 菅秀太郎・田中健太郎(小児科)、長坂昌平(脳神経外科)
テーマ: 新生児・乳児における位置的頭蓋変形(頭のゆがみ)に対するヘルメット療法を含む最新の知見 ― 脳神経外科と小児科の視点から
要 旨 : 位置的頭蓋変形症(頭のゆがみ)とは、乳児の頭蓋の同じ部位へ重力による圧力が加わることによって生じる頭蓋の変形です。この変形は、(1)斜頭症:後頭部または前頭部の左右一方が歪んでいる状態、(2)短頭症:前後径が左右径に比して短い状態、(3)長頭症:前後径が左右径に比して長い状態、に分類されます。斜頭症単独が半数以上を占め、斜頭症に短頭症を伴う例を合わせると約9割に達します。米国では1990年代に乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスク回避のために仰向け寝が推奨されるようになり、その結果頭蓋変形が増加し、ヘルメット矯正治療が始まりました。日本では2010年代から位置的頭蓋変形症の治療が本格的に始まりました。
日本における乳児頭位性頭蓋変形の現状として、医療者側の認識が低く放置される例があり、効果的な治療時期が限られているにもかかわらず、治療施設は少なく、患児が治療に結びついていないという問題点があります。近年、頭蓋形状矯正ヘルメット治療の話題が先行していますが、頭の形の診療には頭蓋縫合早期癒合症の診断や専門的な知識が必要となります。位置的頭蓋変形症(頭のゆがみ)についての概説を、当院の脳外科医と小児科医の視点から概説します。

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2月のクリニカルカンファレンスのお知らせ

【産業医科大学小児科クリニカルカンファレンス】
日 時 : 令和6年2月19日(月)19:00~
場 所 : 産業医科大学2号館 2階 2208教室
担 当 : 腎グループ
演 者 : 煙草谷ひかる、平川潤、斉宮真理
テーマ: 日常診療に潜む小児のAcute Kidney Injury(AKI)
要 旨 : 急性腎障害(AKI: Acute kidney injury)の概念が提唱され、10年以上が経過した。その概念が定着した現在でも、小児領域では尿量の正確な把握が難しく、また血清クレアチニン値の基準値は体格により異なるため、AKIの存在を見落としやすい。今回のカンファレンスでは、昨年経験した小児AKIの2例を提示し、日常に潜むAKIに如何に早く気づき対応できるか、にフォーカスを当ててお話する。

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1月のクリニカルカンファレンスのお知らせ

【産業医科大学小児科クリニカルカンファレンス】
日 時 : 令和6年1月15日(月)19:00~
場 所 : 産業医科大学2号館 2階 2208教室
担 当 : 血液班
演 者 : 白山 理恵、伊藤 琢磨、緒方 愛実
テーマ: 乳児血管腫Update
要 旨 : 脈管の異常には診療科ごとに疾患概念・呼称・治療方針が異なるなどの混乱があり, ISSVA(international society for the study of vascular anomalies)はこの問題の解決のため脈管異常に関する用語の統一や系統的な分類の作成に取り組んできた.乳児血管腫(infantile hemangioma)は,ISSVA分類で脈管性腫瘍に分類され、血管内皮細胞が増殖する良性腫瘍で,従来いちご状血管腫と呼ばれていたものとほぼ同義である.2016年に乳児血管腫の内服治療薬であるプロプラノロールシロップ剤が上市され治療選択肢が増えて6年が経過し,当院でも形成外科と協力し必要な症例には治療をすすめている.2018年改訂ISSVA分類に基づき, 血管腫・脈管奇形・血管奇形・リンパ管奇形・リンパ管腫症診療ガイドライン2022(第3版)が発表されたため,これについて概説する. また当院の実臨床での治療効果と副作用, 治療適応があるものの治療開始が遅れた症例など, 治療に悩んだ症例の提示を行う.

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12月のクリニカルカンファレンスのお知らせ

日 時 : 令和5年12月11日(月)19:00~
場 所 : 産業医科大学2号館 2階 2208教室
担 当 : 感染・免疫班
演 者 : 保科 隆之、川村 卓、山口 定信
テーマ: 秋から初冬はネコひっかき病にご用心! -多彩な疾患を発症するバルトネラ感染症-
要 旨 : ネコひっかき病は、文字通りネコにひっかかれたことによって発症する感染症であるが、特にネコの繁殖期では、ネコに引っかかれなくても発症することがある。主にBartonella henselaeによって引き起こされる疾患であり、擦過された部位の所属リンパ節が腫脹するものの大半は自然軽快する。一部は、腫脹がひどくアジスロマイシン内服を要する場合もある。一方、発熱が長引き、肝脾に結節や膿瘍の形成、網脈絡膜炎の発症といった播種性B. henselae感染症を発症する症例も存在するため、注意が必要である。
 本カンファレンスでは、日常診療において遭遇することのあるネコひっかき病の臨床像や、不明熱として精査が必要となり、最終的に播種性B. henselae感染症と診断された症例の経過等を提示しながら、多彩な症状を呈するB. henselae感染症(ネコひっかき病)について概説する。

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11月のセミナーのお知らせ

【産業医科大学小児科セミナー】

日 時: 令和5年11月30日(木)18:00~
場 所: 産業医科大学2号館2階 2208教室

演者1:塩田 直樹
テーマ:Association between Work-related Changes Due to the COVID-19 Pandemic and Severe Psychological Distress among Japanese Workers
(日本の労働者におけるCOVID-19 の流行による働き方の変化と精神的苦痛の関連)
要 旨 :COVID-19の感染拡大を防止するために各国では外出や経済活動を厳しく制限する措置が取られた。日本においても緊急事態宣言が発出され、企業に対して出勤者を70%削減することが求められた。その結果、テレワークやオンライン会議などの働き方が急速に普及した一方で、実施が難しい企業では従業員の解雇や一時帰休、書類作成等の為の強制出勤など様々な問題が発生した。先行研究では、緊急事態宣言以降に解雇と精神的苦痛との関連性が報告されている。しかしながら、一時帰休や強制出勤など様々な働き方の変化と精神的苦痛との関連を検討した報告はない。今回、日本の労働者におけるCOVID-19 の流行による働き方の変化と精神的苦痛の関連を評価する目的で研究を行った。当日は今回の研究結果に加え、演者所属企業先における実務活動の一端をご報告させて頂く予定である。

演者2:千手 絢子
テーマ:生後6か月時に腹臥位で胸部を挙上できない児の発達に関する検討
要 旨 :日常診療において、「うつ伏せ姿勢が苦手」な乳児に遭遇することがある。この特徴をもつ児の発達をフォローアップした経験が契機となり、本研究の着想を得た。出生コホート調査(エコチル調査)における3歳までの発達のデータを用い、生後6か月で腹臥位姿勢の獲得が遅れている児の①粗大運動発達はキャッチアップされるのか、②粗大運動以外の領域にも発達の遅れが併存するのか、の2点について明らかにした結果を報告する。
また、私は2020年4月から岩手県一関市のクリニックに勤務しており、近況についても報告する。

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