第524回日本小児科学会福岡地方会

 2024年3月2日、第524回日本小児科学会福岡地方会が九州大学病院ウェストウイング棟臨床大講堂とWebのハイブリッド開催されました。産医大からは、山口先生と煙草谷先生(北九州総合病院の症例)が発表されました。

 ちょっと遅くなりましたがお疲れさまでした。

執筆者:川村卓

4月セミナーのお知らせ

【産業医科大学小児科セミナー】

日 時 : 令和6年4月25日(木)18:00~
場 所 : 産業医科大学2号館2205教室 ※2階の一番奥のお部屋です。
担 当 : 感染・免疫
演 者: 多久佳祐、川村卓、髙橋光
テーマ: 新規ワクチンの現状と今後の展望
要 旨 : 小児科医にとってワクチンは重要な業務の一つであり、現在多くのVPD(vaccine preventable disease)をカバーしている。2013年4月にヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン、ヒトパピローマウイルスワクチンの3つのワクチンが任意接種から定期接種に変更され、日本の予防接種制度の歴史の中でも画期的なことであり、ワクチンギャップを埋める大きな動きであった。そこから約10年の間にワクチンギャップは徐々に解消され、2023年4月より9価ヒトパピローマウイルスワクチン、2024年4月より15価肺炎球菌結合型ワクチン、5種混合ワクチンが定期接種となり、妊婦へのRSワクチン(アブリスボ®)やパリビズマブにかわる長期間作用型抗体(ベイフォータス®)などの新規ワクチンも本邦で承認され、今後のさらなる疾病負担の減少が期待されている。本発表では、近年導入されたワクチンや今後導入されるワクチンに関する知見を紹介する。

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産業医科大学小児科学教室
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