10月カンファレンスのお知らせ

【産業医科大学小児科カンファレンス】

日 時:令和元年10月21日(月)19:00~

場 所:産業医科大学2号館 2208教室

テーマ:平成30・31、令和元年度産業医科大学小児科掲載症例論文報告会

 

Highest impact factor article

 

1.Mizuki K, et al.

Chronic mandibular osteomyelitis caused by Granulicatella adiacens in an immunocompetent child.

J Infect Chemother 2019; 25: 376-378.

 

 

Candidates of most impressive article of professor

 

1.Ito T, et al.

Kawasaki disease-related arthritis with synovial involvement.

Pediatr Int 2019; 61: 98-99.

 

 

2.島本太郎ら.

6年間の成長率低下を認め、-5 SDの低身長を契機に発見された鞍上部黄色肉芽腫の小児例.

J UOEH 2019; 41: 249-257.

 

 

3.島本太郎ら.

尋常性白斑のフォロー中に、低血糖けいれんを契機に診断されたAdisson病の女児例.

日児誌 2019, in press.

10月セミナーのお知らせ

【産業医科大学小児科セミナー】

日 時 : 令和元年10月24日(木)18:00~
場 所 : 産業医科大学2号館 2階 2208教室
担 当 : 産業医科大学小児科 神経グループ
演 者 : 田中健太郎、柴原淳平、五十嵐亮太、福田智文、石井雅宏
テーマ: 乳幼児健診

要 旨: 乳幼児健診での早期発見がその児の将来を変えうると言っても決して過言ではありません。その乳幼児健診で決して見逃してはならない徴候だけでなく、グレーゾーンとされる所見に対しての考え方を提示し、ディスカッションをしていく予定です。
また、最近色々な自治体で導入され始めた5歳児健診についても、他地域での現状や、どういった徴候を診るべきなのかも併せて提示する予定です。

9月セミナーのお知らせ

日 時:令和元年9月24日(火)18:00~
場 所:産業医科大学2号館 2208教室
テーマ:平成30・31、令和元年度産業医科大学小児科掲載原著論文報告会
要 旨: 2018~2019年度に医学系雑誌に掲載された症例報告論文の発表会を開催いたします。

Highest impact factor article

1.Shimizu D, et al. Seasonality in clinical courses of Kawasaki disease. Arch Dis Child 2019; 104: 694-696.

 

Candidates of most impressive article of professor

1.Saito R, et al. Centrally administered kisspeptin suppresses feeding via nesfatin-1 and oxytocin in male rats. Peptides 2019; 112: 114-124.

2.Ogawa M, et al. The microbiological characteristics of lower respiratory tract infection in patients with neuromuscular disorders: An investigation based on a multiplex polymerase chain reaction to detect viruses and a clone library analysis of the bacterial 16S rRNA gene sequence in sputum samples. J Microbiol Immunol Infect 2019, in press.

3.Yamamoto Y, et al. Status and trends in the use of insulin analogs, insulin delivery systems and their association with glycemic control: comparison of the two consecutive recent cohorts of Japanese children and adolescents with type 1 diabetes mellitus. J Pediatr Endocrinol Metab 2019; 32: 1-9.

4.Ishii M, et al. The physiological variation in plasma presepsin levels during the early neonatal period. Tohoku J Exp Med 2018; 246: 199-203.

5.Shimizu D, et al. Impact of high flow nasal cannula therapy on oral feeding in very low birth weight infants with chronic lung disease. J UOEH 2019; 41: 131-138.

6.荒木俊介ら. 医療的ケア児の保護者における就労状況の調査. 産業医科大学雑誌 2019; 41: 171-178.

7.市川 俊ら. 新生児DICに対する遺伝子組み換えトロンボモジュリン製剤の投与状況―DPCデータを用いた解析―. 日産婦新生児血会誌 2019; 29: 1-2.

第9回八幡地区病院小児科合同カンファレンスのご案内

日 時  : 令和元年9月9日(月)19時~
場 所  : 産業医科大学2号館2208教室
テーマ : 死亡症例を経験して伝えたいこと

症例提示
1. フロッピーインファントで心肺停止した生後6か月女児例
産業医科大学小児科 福田 智文 先生

2. インフルエンザ感染を契機に多臓器不全で死亡した9歳女児例
北九州市立八幡病院小児科 藤崎 撤 先生

3. 起床後になんとなく元気がなく、午前中にかかりつけ医で補液治療を受け帰宅。
その数時間後に、ショック死に至った症例
JCHO九州病院小児科 花木 由香 先生

7月セミナーのお知らせ

日 時 : 令和元年7月25日(木)18:00~
場 所 : 産業医科大学2号館 2階 2208教室
担 当 : 産業医科大学小児科 血液腫瘍グループ
演 者 : 浅井完、樋口尚子、本田裕子

テーマ: 最新のがん免疫療法「CAR-T細胞療法」の現状と今後の展望-

要 旨: 小児がん治療は日々発展し生存率も年々向上しているが、依然として外科的手術・化学療法・放射線治療といった標準的な治療だけでは効果が出ない症例も存在する。近年、新たな選択肢として世界的に注目を集めているのが「免疫」を使った治療である。2018年に京都大学特別教授の本庶佑先生が、がん免疫治療薬の開発によりノーベル医学・生理学賞を受賞し、さらに2019年3月にはノバルティス ファーマ株式会社が国内初となるキメラ抗原受容体T細胞(CAR-T細胞)療法の製造販売承認を取得したことが大々的に発表された。

今回のセミナーでは、小児領域でも今後実用化が期待される「CAR-T細胞療法」を中心にがん領域の免疫療法について考察する。

(文責:本田裕子)

 

 

 

7月カンファレンスのお知らせ

日 時 : 令和元年7月8日(月)19:00~
場 所 : 産業医科大学2号館2階 2208教室
担 当 : 感染症・免疫グループ
演 者 : 小川 将人、保科 隆之
テーマ: 日常診療で最もよく遭遇する免疫異常である“低ガンマグロブリン血症”の見つけ方、原因検索および治療の仕方

要 旨 : IgG低値を中心とする低ガンマグロブリン血症は、日常診療で最もよく遭遇する免疫異常の一つである。易感染性のスクリーニング検査として血清免疫グロブリンを測定するが、どのような感染症を繰り返した場合に測定すべきかを知ることはとても重要である。また、IgG値が正常であっても、IgG分画の異常を認めることもあるため注意が必要である。さらに低ガンマグロブリン血症を認めた場合は、その原因を精査する必要がある。
本カンファレンスでは、低ガンマグロブリン血症を疑うべき症例の選別や低ガンマグロブリン血症を認めた症例の原因検索の仕方について、実際に経験した症例を挙げながら概説する。

6月セミナーのお知らせ

日 時 : 令和元年6月27日(木)18:00~
場 所 : 産業医科大学2号館 2階 2208教室
担 当 : 産業医科大学小児科学 内分泌グループ
演 者 : 島本太郎、齋藤玲子、山本幸代、河田泰定

テーマ:小児の慢性甲状腺炎
~典型的な症例から多様な病態を呈する症例を通して~

要旨:慢性甲状腺炎は自己免疫性甲状腺炎とも呼ばれ、臓器特異的自己免疫疾患であ
る。20~30歳代の女性に頻度が高い疾患であるが、小児期でも甲状腺腫大を引き起こす
原因として最も多く、小児科で経験する機会が多い。病態は、潜在性甲状腺機能低下症
から、甲状腺腫性甲状腺炎、一過性の甲状腺中毒症を呈する場合など多様である。また
小児期では甲状腺腫を伴わない萎縮性甲状腺炎を経験する機会も多く、早期診断には
成長曲線が重要である。今回のセミナーでは、学校検診での成長障害や甲状腺腫の指
摘が診断の契機となった例のほか、Empty sella症候群による下垂体機能低下を呈した
例、Hashitoxicosisを呈した例など、多様な病態を紹介する。慢性甲状腺炎の診断、治療
について概説し、適切な病態の評価について考察する。

6月カンファレンスのお知らせ

日 時 : 令和元年6月10日(月)19:00~
場 所 : 産業医科大学2号館2階 2208教室
担 当 : 新生児グループ
演 者 : 川瀬真弓、守田弘美、荒木俊介
テーマ: ヌーナン症候群関連骨髄増殖性疾患と考えられた新生児例
要 旨 :新生児期に発症する骨髄増殖性疾患としては、よく知られている21トリソミーに合併してみられる一過性骨髄増殖症(TAM)のほかに、若年性骨髄単球性白血病(juvenile myelomonocytic leukemia: JMML)がある。さらに、JMMLに類似した疾患としてヌーナン症候群に合併するヌーナン症候群関連骨髄増殖性疾患(Noonan syndrome-related myeloproliferative disorder: NS/MPD)があり、形態学的特徴や発症機序にはJMMLと共通した部分が見られるものの自然経過や予後には大きな違いがあるため鑑別が重要となる。
 今回当院で経験したNS/MPDと考えられた新生児例を提示し、JMML及びNS/MPD発症の基盤となるRAS経路の異常及び最近の“RAS opathy”についても概説する。

5月カンファレンスのお知らせ

【産業医科大学小児科クリニカルカンファレンス】
日 時 : 令和元年5月13日(月)19:00~
場 所 : 産業医科大学2号館2階 2208教室
担 当 : 神経グループ
演 者 : 柴原淳平、石井雅宏、福田智文、五十嵐亮太
テーマ: けいれん重積型二相性脳症

要 旨 : 小児急性脳症は決して数は多くありませんが、遭遇した場合に限られた時間の中で疾患の鑑別や複数の治療を取捨選択して始めることが求められます。
急性脳症の中でも頻度が多く、臨床経過が特徴的なけいれん重積型二相性脳症の症例を提示し、2016年に出されたガイドラインに沿って検査、治療、予後等について解説し、あわせて近年の知見についても紹介する予定です。

4月セミナーのお知らせ

日 時 : 平成31年4月25日(木)18時~
場 所 : 産業医科大学2号館 2階 2208教室
演 者 : 保科 隆之
テーマ: 英語論文の書き方講座 ‒自力で論文を作成するために重要なこと‒

要 旨 : 医師として最も重要なことは、疾患を有している患者さんの診療を行い、もとの生活に戻すことであるとは言うまでもありません。ただその診療は、先人達が多くのエビデンスを構築し、それを記録(論文)として後世に残しているから行えるのです。疾患の診療に疑問を持ち、それを解決することで新しい知見が得られ、それを論文として残す作業は医師としてとても重要なのです。しかも、論文は日本人だけに伝える邦文よりも世界中の人たちに伝える英文の方が影響は大きくなります。日本人は母国語である日本語ではなく英語の論文を書くことが苦手ですが、作成し終わったときの達成感はより大きいと思います。
今回は、小児科専門医試験を受験するためにも必須となった論文の中でも英語論文を作成するために重要なポイントを演者の経験からお話しいたします。多くの若い医師が診療で疑問に思ったことを臨床・基礎面を問わずアプローチすることで新たな知見を得て、指導医からの最低限の指導によって英語論文を数多く発表することを願っています。