12月カンファレンスのお知らせ

産業医科大学小児科クリニカルカンファレンス】
日 時:平成30年12月17日(月)19:00~
場 所:産業医科大学図書館3階 2302教室
担 当:神経グループ
演 者:柴原淳平、石井雅宏、福田智文、五十嵐亮太
テーマ:進行性ミオクローヌスてんかん(PME)

要 旨:進行性ミオクローヌスてんかん(PME)はミオクローヌス、てんかん発作、進行性神経症状をきたす疾患の総称です。原疾患には治療可能な疾患の含まれ、また遺伝性疾患でもあり迅速な診断が求められます。小児神経疾患の成書では必ず言及されており、非常に有名な病態です。しかし今回提示2例は診断まで数年を要しております。この2症例から、診断の問題点や鑑別疾患について紹介する予定です。

11月セミナーのお知らせ

日 時 : 平成30年11月29日(木)18:00~
場 所 : 産業医科大学図書館2階 2208教室
演 者 : 石井 雅宏

テーマ: 「二年間の産業医生活を振り返って 
      ~臨床・研究・産業医全部してみました~」

要 旨:
産業医科大学は目的大学であり、卒業生全員が一定期間、産業医として従事し、産業医学に貢献することは当然です。しかしながら、臨床医学を専門とする者にとってこの期間に臨床力を維持することも必要です。さらに、この時期は基礎医学に触れ、研究マインドを深めれる時期でもあります。
 このように誠に悩ましい時期を自分なりに両立し、健診センターで健診業務や嘱託産業医を行いながら、研究を進め、学位を取得し、臨床面でもてんかん専門医取得しました。この経験が今後の皆様の選択の一助になれば幸いです。

11月カンファのお知らせ

日 時:平成30年11月19日(月)19:00~
場 所:産業医科大学図書館2階 2208教室
担 当:内分泌・代謝グループ
演 者:池上朋未、桑村真美、齋藤冷子、山本幸代
テーマ:高度高TG血症を呈する高カイロミクロン血症の診断と治療の実際

要 旨:著明な高中性脂肪(TG)血症を呈する原発性高カイロミクロン(CM)血症は、急性膵炎の原因となる重要な疾患で、生涯に渡る脂質制限が必要になるため、適切な診断と治療が重要である。また小児期に発症する高(CM)血症のほとんどは原発性で、原因としてリポ蛋白リパーゼ(LPL)や、その補因子アポリポ蛋白C-Ⅱ(ApoC2)の欠損などが重要である。最近ではGPIHBP1やLMF1,apoAⅤなどの新たな原因遺伝子が次々と同定され注目されている。今回のCCでは、急性膵炎を合併し高TG血症が明らかとなった原発性高CM血症の小児例2例を提示し、その原因と治療について考察を含め報告する。
また、最近話題になっている高TG血症と動脈硬化の関連についても最新の知見を紹介する。

10月セミナーのお知らせ

日 時 : 平成30年10月25日(木)18:00~
場 所 : 産業医科大学2号館2階 2208教室
担 当 : 血液腫瘍グループ
演 者 : 林田佳子、本田裕子
テーマ: 小児の放射線診断と治療
要 旨 : 今回のセミナーでは、産業医科大学放射線科の林田佳子先生に「小児科医に知ってもらいたい最近の話題」というテーマで、最新の放射線診断技術や検査時の被爆について教育講演を行っていただきます。また、後半部分は当科で経験した放射線治療症例を紹介し、合併症を最小限にし、効果をあげるための最新の治療法についても話題提供したいと考えています。 

第7回八幡地区病院小児科合同カンファレンスのご案内

日 時  : 平成 30年 9月 10日(月)19時~
場 所  : 産業医科大学2号館2208教室
テーマ : 緊急の初期対応を要しつつ速やかな確定診断が求められた症例の検討

症例提示
1. 黄疸を主訴に紹介受診し、凝固系異常を認めたことから胆道閉鎖症を疑ったが、
拡張した胆管を認めた乳児例
産業医科大学小児科 川村 卓 先生

2. 外泊中に鼻出血が止まらず治療方針の決定のため速やかな病態の把握が求められた
SLEの8歳女児例
産業医科大学小児科 押田 康一 先生
済生会八幡総合病院小児科 佐藤 哲司 先生

3. 異物による窒息で搬送され、呼吸障害が遷延した一例
JCHO九州病院小児科 足立 俊一 先生

7月セミナーのお知らせ

日 時 : 平成30年7月12日(木)18:00~
場 所 : 産業医科大学図書館3階 2301教室
担 当 : 神経グループ
演 者 : 福田智文、石井雅宏、五十嵐亮太
テーマ: 脊髄性筋萎縮症の最新知見
要 旨 : 脊髄性筋萎縮症は、脊髄および下位脳幹における進行性の運動ニューロンの脱落を特徴とする疾患であり、重症で進行性の筋萎縮や筋無力を引き起こします。最も重篤なタイプの乳児型は最終的に麻痺状態となり、気管切開を行い人工呼吸管理なしでは長期生存は望めず、診断しても治療法のない神経難病の一つでした。しかし、2017年8月より脊髄性筋委縮症の治療薬であるヌシネルセンナトリウム(スピンラザ®)が販売され、状況は大きく変わりました。今回のセミナーでは3人の演者が脊髄性筋萎縮症の病態や診断、ヌシネルセンナトリウムの効果と投与の実際、脊髄性筋萎縮症を含むフロッピーインファントの鑑別診断について概説いたします。

7月クリニカルカンファレンスのお知らせ

日 時:平成30年7月2日(月)19:00~
場 所:産業医科大学図書館2階 2208教室
担 当:感染・免疫グループ
演 者:川瀬 真弓、保科 隆之
テーマ:気管支拡張症の児を発見した場合に鑑別すべき疾患は?

要 旨:気管支拡張症は、何らかの原因で気管支が非可逆的に拡張してしまう呼吸器疾患である。小児期から気管支拡張症を呈することは比較的まれであり、発見した場合は、その原因を精査することが重要である。代表的な疾患としては嚢胞性線維症が挙げられるが、日本人での頻度は極めて低いため、通常の外来診療で巡り合うことはほとんどない。むしろ、原発性免疫不全や線毛機能異常が、気管支拡張症の発見を契機に診断されることの方が多いかもしれない。
本カンファレンスでは、発表者が診療を担当した嚢胞性線維症症例の診断までの経過を通じて、同疾患を疑うべきポイントを紹介する。また、その他の気管支拡張症の原因とそれを疑うべきポイントについても概説する。

6月セミナーのお知らせ

日 時: 平成30年6月28日(木)18時~
場 所: 産業医科大学図書館 2階 2208教室
担 当: 内分泌・代謝グループ
演 者: 島本太郎、桑村真美、齋藤玲子、久保和泰、川越倫子、山本幸代

テーマ: 急性副腎不全の診断と対応

要 旨: 急性副腎不全(副腎クリーゼ)は、急激な糖質コルチコイド欠乏により生じる致死的病
態で、内分泌性クリーゼの代表的疾患である。副腎不全を有する患者が、感染症などを契機
に発症する場合もあるが、副腎クリーゼを契機に慢性副腎不全が診断され場合もあり、救急
初診対応が必要となる病態である。しかし症状・所見が非特異的である場合も多く、救急対応
において診断に難渋する場合も少なくない。今回のセミナーでは、副腎クリーゼを契機に診断
されたアジソン病の症例、感染症を契機に副腎クリーゼを発症した頭蓋咽頭腫術後の下垂体
機能低下症の症例を紹介する。急性副腎不全の診断、治療について概説し、予防のための
対応について考察する。

6月クリニカルカンファレンスのお知らせ

日 時:平成30年6月11日(月)19:00~
場 所:産業医科大学図書館2階 2208教室
担 当:新生児グループ
演 者:菅 秀太郎(小児科)、森 博士(産婦人科)
テーマ:当院で出生した臍帯動脈血pH7.0未満の症例における周産期背景及び児の経過と予後

要 旨:新生児低酸素性虚血性脳症(Neonatal Hypoxic-ischemic Encephalopathy: HIE)の発生率は出生数1000人に対して0.5-2人と決して高くない。しかし、脳性麻痺やてんかん、知的障害などの神経学的後遺症を高率に残すため、周産期医療における重要な課題であり続けている。出生時の臍帯動脈血pH7.0未満は新生児低体温療法登録事業の新生児低体温療法適応基準Aに含まれる項目であり、胎内での低酸素状態を反映する重要な指標の一つである。今回のクリニカルカンファレンスでは過去4年間の当院で分娩に至った出生時臍帯動脈血液ガス分析でpH7.0未満であった15症例を振り返る。周産期背景を産婦人科(MFICU)
側から、児の経過と予後を小児科(NICU)側から発表し、よりよい周産期管理を目指した議論の場にしたい。併せて、HIEの最新の話題についても紹介する。

 

5月クリニカルカンファレンスのお知らせ