11月クリニカルカンファレンスのお知らせ

【産業医科大学小児科クリニカルカンファレンス】

 

日 時 : 令和4年11月14日(月)19:00~

場 所 : 産業医科大学2号館 2階 2208教室

担 当 : 内分泌・代謝グループ

演 者 : 桑村真美、齋藤玲子

テーマ: 成長曲線から読み解く内分泌疾患

要 旨 : 成長障害を来たす疾患には、内分泌疾患、骨系統疾患の他、消化器疾患、循環器疾患、など器質的な疾患が原因の場合も多く、鑑別のためには、成長曲線の記載することが必要不可欠である。同じ身長SD値でもそれ以前との比較や各年齢に応じた評価が重要である。今回のCCでは、成長曲線が診断のきっかけになった症例数例を交えながら、成長に関する基本事項および評価法、成長障害をきたす疾患について概説する。

 

10月セミナーのお知らせ

【産業医科大学小児科セミナー】

 

日 時 : 令和4年10月27日(木)18:00~

場 所 : 産業医科大学2号館 2階 2208教室

担 当 : 神経グループ

演 者 : 重田 英臣、五十嵐 亮太、福田 智文

テーマ: 神経線維腫症 up-to-date

要 旨 : カフェ・オ・レ斑は日常診療でしばしば遭遇する皮膚症状であり、カフェ・オ・レ斑を呈する代表疾患として神経線維腫症1型が挙げられる。近年、日本皮膚科学会から神経線維腫症1型(レックリングハウゼン病)診療ガイドライン2018が発表された。また、2020年に米国において症候性・手術不能な叢状神経線維腫を有する2歳以上の神経線維腫症1型に対してセルメチニブが承認され、我が国でも承認が期待される。今回のセミナーでは神経線維腫症の診断から治療の最前線を提示する。日常診療でしばしば遭遇する疾患であり、知識をup-dateする。

 

10月クリニカルカンファレンスのお知らせ

【産業医科大学小児科クリニカルカンファレンス】

 

日 時:令和4年10月17日(月)19:00~

場 所:産業医科大学2号館 2208教室

テーマ:令和4年度産業医科大学小児科掲載症例論文報告会

 

Highest impact factor article

1.Manabe T, et al.

A pediatric case of congenital neutropenia with SRP54 gene mutation in which monocytosis and gingival swelling were useful in differentiating from autoimmune neutropenia.

Pediatr Blood Cancer 2022; 69: e29648.

 

 

Candidates of most impressive article of professor

1.Kawase M, et al.

Case report: Japanese siblings of cystic fibrosis with a novel large heterozygous deletion in the CFTR gene.

Front Pediatr 2022; 9: 800095.

 

2.Kawahara F, et al.

Hemophilic pseudotumor of the maxillary sinus in an inhibitor-positive patient with hemophilia A receiving emicizumab: a case report.

Int J Hematol 2022; 115: 906-912.

 

3.Ogata M, et al.

Early diagnosis of neonatal-onset cyclic vomiting syndrome,

Nagoya J Med Sci 2022, in press.

 

4.斉宮 真理ら.

血液透析を導入し安定した経過を辿っているメチルマロン酸血症の1例.

特殊ミルク情報 2022; 57: 10-13.

 

5.宮本 智成ら.

極低出生体重児の大動脈縮窄症に対して経皮的大動脈バルーン拡張術後に外科治療を行った 1 例.

J Pediatr Cardiol Card Surg 2022; 38: 54-60.