第2回八幡地区病院小児科合同カンファレンスのお知らせ

日 時 : 平成28年3月14日(月)19時~
場 所 : 産業医科大学2号館 2階 2201教室
テーマ : 神経学的異常を伴い、早期の対応を必要とした症例の検討                                        ~小児救急領域における神経学的所見の重要性~(Q&A方式で最終診断を推理します)

症例提示
1. 1か月間で運動障害、不穏状態、不眠が増悪した14歳女児
産業医科大学小児科 下野 昌幸 先生

2. 発熱、頻回嘔吐、意識障害を主訴に受診した12歳女児
北九州市立八幡病院小児救急センター 生塩 加奈 先生

3. 右上肢の脱力と歩行時のふらつきを主訴に受診した12歳男児
JCHO九州病院小児科 大屋 周期 先生

 

 

3月セミナーのお知らせ

日 時: 平成28年3月10日(木)19時~
場 所: 産業医科大学図書館 2階 2201教室
講 師: 地域医療機能推進機構 九州病院小児科部長 宗内 淳 先生

テーマ: 「小児肺高血圧の多様性~病態から治療を考える~」

要 旨:
小児肺循環の理解を深めるには、肺血管組織の発生・成長、胎児循環から新生児循環への移行、短絡疾患による血流量の影響、呼吸器疾患を背景とした低酸素による反応性、加えて炎症性疾患や血栓性素因など、多様な病態を想定することが必要である。肺高血圧治療の標的となるエンドセリン・NO・プロスタサイクリンの働きの理解を実際の症例を踏まえながら理解してゆきたい。

2月クリニカルカンファレンスのお知らせ

日 時:平成28年2月22日(月)19:00~
場 所:産業医科大学2号館 2階 2201教室
担 当:産業医科大学小児科学  腎グループ
演 者:森下高弘、原田真理

テーマ:当科における腎生検施行症例の検討

要 旨 : 当科では、2015年に計14例の腎生検を施行した。腎生検施行症例の内訳は、おもに慢性糸球体腎炎で、その他ネフローゼ症候群(1名)、急速進行性糸球体腎炎(1名)、遺伝性腎疾患疑い(1名)であった。症例をとおして腎生検の適応について考察する。また学校検尿のシステムや有所見者への対応、外来での検尿異常のみかたについて、わかりやすく解説したい。