7/13-14 久留米で第31回西日本肥満学会がありました。桑村先生は若手臨床研究奨励賞の候補に選ばれ、内科の先生方に混じって立派に発表されました。
7/14 第59回小児インスリン治療研究会が福岡で開催されました。産業医大が第6コホートの代表となり、今後五年間事務局を担当します。第6コホートでは1100人以上のT1DMの小児が全国から登録されました。世界に向けたコホートデータの発信を目標に、頑張っていかないと、と気が引き締まりました。
7/15 第29回日本小児思春期糖尿病学会が九州大学でありました。緒方先生がポスター発表をされ、初めての現地でのポスター発表とは思えないほど立派に質疑応答にも対応していました。
山笠に負けないほど暑い三日間でした。
執筆者:齋藤玲子

【産業医科大学小児科セミナー】

 

日 時 : 令和6年7月25日(木)18:00~

場 所 : 産業医科大学2号館2205教室

担 当 : 血液班

演 者 : 宮本智成、樋口尚子、本田裕子

テーマ : 好中球減少症のマネージメント ~それって先天性?それとも後天性?~

要 旨 : 日常診療において、好中球減少症の乳児を経験したことのある先生は多いのではないでしょうか。感染を繰り返している例もあれば、たまたま施行した血液検査で発見される例も少なくありません。一般に好中球減少症は末梢血中の好中球絶対数(ANC)が1,500/µL未満と定義されていますが、臨床的に易感染性が問題になるのはANCが500/µL未満のときです。特に乳幼児では重症先天性好中球減少症(Severe Congenital Neutropenia、SCN)と自己免疫性好中球減少症(autoimmune neutropenia, AIN)との鑑別が必要となります。このセミナーでは、症例を紹介しながら、好中球減少症の患者さんの診療時にどのように鑑別をしていけばよいか、概説したいと思います。

 

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産業医科大学小児科学講座

〒807-8555 福岡県北九州市八幡西区医生ヶ丘1-1

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