【産業医科大学小児科セミナー】
日 時 : 令和6年6月27日(木)18:00~
場 所 : 産業医科大学2号館2208教室
担 当 : 内分泌・代謝
演 者 : 齋藤 玲子、桑村 真美、池上 朋未
テーマ : 日常診療に潜む骨系統疾患
要 旨 : 骨系統疾患では、低身長、プロポーションの異常(四肢短縮、体幹短縮)、骨格変形(O脚、X脚)、易骨折性などを認める。青色強膜、歯牙異常、家族歴など特徴的な所見を認める疾患もあるが、易骨折性のみの場合は虐待との鑑別など、診断に苦慮することも多い。近年、一部の骨系統疾患では、遺伝子診断や治療の選択肢も増えており、より早期の適切な診断が望まれる。本セミナーでは、比較的頻度が高い易骨折性を呈する骨系統疾患である、くる病、骨形成不全症、低ホスファターゼ症について、病歴聴取や身体所見の取り方のポイントを中心に、虐待との鑑別についても概説する。
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産業医科大学小児科学教室
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