新生児蘇生法(NCPR)講習会開催のお知らせ

産業医科大学病院総合周産期母子医療センターでは新生児蘇生法(NCPR)の専門コース(Aコース)及びスキルアップコース(Sコース)を5月27日に開催することになりました。
新しい2015年版ガイドラインへの改正ではアルゴリズムの変更とともに、A・Bコース修了認定者に向けた継続学習支援の一環として、「スキルアップコース(Sコース)」 が公認講習会として新しく始まっております。

http://www.ncpr.jp/guideline_update/2015session.html

Sコースは、A・Bコースを受講後、修了認定をされた方が受講できるコースで、 蘇生技術の質の維持を目的としたNCPRの復習コースとなります。また、新規に認定を受ける方は認定期間がこれまでの5年から3年と短縮され、A・Bコースの認定を更新するためにはSコースが必修となります。新生児蘇生の技術の向上及び維持のため、ぜひこの機会にご参加いただければ幸いです。
詳細及び申し込みは下記のファイルをご使用ください。

NCPR募集要項第25回

産業医科大学病院総合周産期母子医療センター

荒木俊介

Facebook page https://www.facebook.com/uoeh.perinatal/

第4回八幡地区病院小児科合同カンファレンスのお知らせ

日 時  : 平成 29年 3月 13日(月)19:00~
場 所  : 産業医科大学2号館 2階 2201教室
テーマ : 成長障害のある小児の原因疾患について考える
症例提示
1. 6歳から著明な成長率低下を呈し、12歳に-5SDの低身長を契機に診断された鞍上部腫瘍の1例
                        産業医科大学小児科 江口 真美 先生
2. TG正常・低コレステロール血症を呈した乳児難治性下痢症の鑑別診断と治療経験
                        北九州市立八幡病院小児救急センター 中嶋 大介 先生
3. 右胸郭低形成、肺高血圧症のため著しい発育不良から致死的な経過を経た乳児例
                        JCHO九州病院小児科 江上 直樹 先生

3月セミナーのお知らせ

日 時:平成29年3月9日(木)19:00~
場 所:産業医科大学本館2号館2階 2208教室
講 師: 地域医療機能推進機構 九州病院小児科部長 宗内 淳 先生

テーマ:「先天性心疾患のカテーテル治療:Up to date」

要 旨:先天性心疾患におけるカテーテル治療の役割は、①根治的治療、②外科治療後の
修正治療、③外科治療に至る前の姑息的治療、の3つが挙げられます。昨今、新しいデバイス
の登場により治療の選択肢が広がってきたことは治療を受ける患者さまにとって大変よいこと
です。今どんな治療がどのようになされているかを実際に知っておくことは小児科医にとって
大変重要で、その適応や合併症など患者さまへ情報提供ができるようになっておく必要もあり
ます。また「こんな疾患にこんなことができないかなぁ」といった新しい治療のアイデアにもつなが
るかもしれません。当院での年間100例のカテーテル治療の経験から、小児科医が知っておく
べき知識をご紹介します。

第54回 北九州小児血液・腫瘍懇話会のお知らせ

日 時:平成29年2月10日(金)19:00~
場 所:リーガロイヤルホテル小倉 4F 「エメラルド」
一般演題
「早産時の異臭便から検出されたMorganella morganiiとの関連が
疑われたメトヘモグロビン血症と溶血性貧血」
                               演者:田川市立病院 小児科 尾上泰弘 先生
「在宅終末期医療の取り組み」
                              演者:産業医科大学 小児科 守田弘美 先生
特別講演
「小児血液・悪性疾患の支持療法から考えるこどもの診療」
     名古屋大学医学部付属病院 小児科 病院助教 川島 希 先生

2月セミナーのお知らせ

日 時:平成29年2月2日(木)18:00~
場 所:産業医科大学図書館2階 2208教室
担 当:産業医科大学小児科学 新生児グループ
演 者:清水大輔、菅秀太郎、荒木俊介
テーマ:生児領域における非侵襲的呼吸器管理up date
要 旨:新生児慢性肺疾患(Chronic Lung Disease; CLD)の管理は早産児を対象とする新生児
医療における大きな命題であり続けている。未熟な肺に対する侵襲的な(invasive)人工呼吸器
管理によるVI(VentilatorInduced Lung Injury)がCLDの発症に関与することは議論の余地は
なく、新生児にも、利用可能な非侵襲的陽圧換気(noninvasive positive pressureventilation
:NPPV)の特徴を理解し早期にかつ有効的にNPPVを導入し、VLIを軽減することが予後の改善に
結びつく。本セミナーではNICU使用することが増えている下記の二つのNPPVについて当院での
使用経験をもとに概説する。
  Heated, Humidified High-Flow Nasal Cannula(HHHFNC)は加湿した酸素空気混合ガスを高流量
で鼻腔より投与する新しい酸素療法として登場した。高濃度酸素を正確なFiO2設定で投与可能で
あり、解剖学的死腔のウォッシュアウト効果や低圧ではあるが PEEP効果も期待でき新生児領域
でも広く普及している。
 一方、NAVA(Neurally Adjusted Ventilatory Assist)は横隔膜の神経信号(横隔膜活動
電位:Edi)を直接検知して、自発呼吸の強さに比例した換気補助を行う全く新しい呼吸モード
である。挿管中のみではなく非挿管時にもNIV (noninvasive )-NAVAとして使用可能であり、自
発呼吸と補助換気の同調性に優れ、急性期管理後のweaning法として新生児領域でも普及する
ことが期待される。

チューリップの会(NICu卒業生の会)開催のお知らせ

第2回チューリップの会開催のおしらせ

皆さんお元気にお過ごしでしょうか。
前回9月に第1回を開催しましたが今回第2回を開催する運びになりました。
前回同様、同じ経験を持つ家族同士がお話することで悩みや喜びを共有できる機会になればと思います。お気軽にご参加ください。

開催日:2017年3月25日(土曜日)
場 所:龍ヶ池会館(産業医科大学敷地内)
(外来第2駐車場に駐車してください。順路は提示しています。)
時 間:午前10時~12時
対 象:NICUを卒業したお子様とご家族、ご兄弟姉妹
参加費:無料
※ 参加御希望の方は下記へご連絡頂ければ幸いです。
Facebookからのメッセージ、当日参加も大歓迎です。

連絡先:産業医科大学NICU
メールアドレス:nicu@mbox.clnc.uoeh-u.ac.jp
Facebook:https://www.facebook.com/uoeh.perinatal/

【会場のご案内】
当日お車で来られる場合は、病院の有料駐車場をご利用ください。(5時間まで200円以降30分毎100円)。

当日の連絡先:093-691-8391 (産業医科大学病NICU)

第2回チューリップの会のお知らせ

1月クリニカルカンファレンスのお知らせ

日 時:平成29年1月23日(月)19:00~
場 所:産業医科大学図書館2階 2201教室
担 当:産業医科大学小児科学 血液・膠原病グループ
演 者:伊藤琢磨、押田康一、白山理恵

テーマ:凝固検査異常の精査 ―PT延長 and/or APTT延長をみたら?―

要 旨:
PT延長やAPTT延長をきたす疾患は、先天性凝固因子欠乏症など希少な疾患も多い。
しかし、出血傾向のスクリーニングで凝固検査を行った際、術前検査で凝固検査を行った際にPT延長やAPTT延長を認めることは日常診療でも遭遇することがある。
今回のクリニカルカンファレンスではこれに着目し、症例①:PT延長、APTT正常、症例②:PT正常、 APTT延長、症例③:PT延長、APTT延長の3症例を提示する。
3症例を通して、診断確定までの精査をメインに初診時に鑑別すべき病態、提出すべき検査項目、ピットフォール を考える。
この中で、特にAPTT延長の症例におけるクロスミキシングテストの有用性に ついて、小児で見逃されがちなループスアンチコアグラントによる凝固異常についても紹介する。

1月セミナーのお知らせ

日 時: 平成29年1月19日(木)19時~
場 所: 産業医科大学図書館 2階 2208教室
講 師: 九州大学大学院 医学研究院 成長発達医学分野  教授  大賀正一先生

テーマ:Histiocytic disorders: 炎症と腫瘍の再考から

要 旨: 組織球症は小児に特徴的な疾患群である。臨床的にも細胞生物学的にも炎症と腫瘍の
両面を有するため、診断と治療に苦慮する。非腫瘍性疾患としては血球貪食性リンパ組織球症
(HLH)が、腫瘍性疾患ではLangerhans細胞組織球症(LCH)とnon-LCHがその代表格である。
いずれも炎症の制御異常を伴い、治療選択が患児の予後をわける。二つの疾患群の病態と治
療の考え方について、最新の知見から概説する。

12月クリニカルカンファレンスのお知らせ

日 時:平成28年12月19日(月)19:00~
場 所:産業医科大学図書館2階 2208教室
担 当:産業医科大学小児科学 神経グループ
演 者:五十嵐亮太、福田智文、千手絢子、下野昌幸

テーマ:Chronic inflammatory demyelinating polyradiculoneuropathy(CIDP)の1女児例

要 旨:CIDPは小児では稀な疾患であり、その診断と治療には苦慮する。今回我々はCIDPの
10歳女児例を経験したので経過を報告し、大人との違いをまとめたので報告する。症例は前医
受診1か月前から下肢筋力低下と両下肢先端の痺れを自覚し、徐々に悪化したため当科を紹
介受診した。深部腱反射消失、上下肢の運動知覚神経伝導速度遅延、脊髄造影MRIで馬尾神
経根の増強効果を認め、CIDPと診断した。経静脈的免疫グロブリン療法を施行したが2週間で
急速に悪化を認め、血漿浄化療法+副腎皮質ステロイド薬で改善を得た。CIDP治療は2013
年に日本神経学会からガイドラインが出されたが、小児の記載は1項目しかなく、治療法選択に
は課題が多い。