【産業医科大学小児科セミナー】

日 時: 令和8年1月22日(木)18:00~
場 所: 産業医科大学2号館2階 2208教室+ZOOM
担 当: 血液腫瘍
演 者: 齋藤 祐介
演 題: ゲノムと代謝研究で挑む難治性白血病 ― 分子病態から治療薬創出へ ―
要 旨: 小児AMLは新規薬剤の導入により治療成績が向上している一方、依然として難治例が存在しさらなる新規治療法の開発が求められています。私は白血病研究に携わって18年間、白血病(幹)細胞がどのように代謝を変化させ、抗がん剤抵抗性を獲得するのかという問いに向き合ってきました。本セミナーでは、白血病細胞が生存に有利となるようエネルギー代謝を再構築する仕組みと、それを標的とした新たな治療戦略の開発について紹介します。また、ついに実装された造血器腫瘍パネル検査を、診断・治療選択あるいは研究にどのように応用していくかについて考察します。さらに、これまでの研究で経験した多くの失敗を踏まえ、研究テーマの見つけ方、臨床医として研究を始め継続するための工夫、そしてキャリアの中で研究をどのように位置づけるかについて、若手医師の皆さんと一緒に考えたいと思います。

***********************
産業医科大学小児科学講座
〒807-8555 福岡県北九州市八幡西区医生ヶ丘1-1
Tel:093-691-7254 Fax:093-691-9338
e-mail:j-syoni@mbox.med.uoeh-u.ac.jp
***********************

【産業医科大学小児科クリニカルカンファレンス】

日 時 : 令和8年1月19日(月)18:00~
場 所 : 産業医科大学2号館 2階 2208教室+ZOOM
担 当 : 小児リウマチ膠原病
演 者 : 伊藤琢磨
演 題 : スティル病の最近の話題~全身型JIAと成人発症スティル病は本当に同じ疾患か~
要 旨 : スティル病は発熱,皮疹,関節痛の3徴が高度な全身性炎症所見を伴い生じる自己炎症性疾患であり,小児科一般臨床では遷延する発熱などで鑑別に挙がる.はじめ1897年に小児科医Stillが報告し(のちの全身型若年性特発性関節炎sJIA),1971年に内科医Bywatersが成人発症スティル病AOSDを提唱して以来,小児科領域と内科領域でそれぞれの研究や症例が独立して報告されてきた.半世紀以上の議論を経て2024年欧州リウマチ学会の推奨でsJIAとAOSDが同一疾患であることが明記された.確かに,判明している病態の多くが共通しており,異論を差し挟む余地はないように思われるが,実地医家がわずかな違和感を覚えるのも事実である.今回はスティル病の解説と症例提示を通してsJIAとAOSDの異同について議論したい.(QRコードを用いたライブ投票を予定しています.スマートフォン片手にご参加ください.)

***********************
産業医科大学小児科学講座
〒807-8555 福岡県北九州市八幡西区医生ヶ丘1-1
Tel:093-691-7254 Fax:093-691-9338
e-mail:j-syoni@mbox.med.uoeh-u.ac.jp
***********************