3月セミナーのお知らせ

日 時: 平成30年3月22日(木)19時~
場 所: 産業医科大学2号館 2階 2208教室
演 者: 地域医療機能推進機構 九州病院 小児科医長 宗内 淳 先生

テーマ:「その心電図本当に大丈夫? ー遺伝性不整脈の基礎と臨床ー」

要 旨:心電図を見たら何か分からないけど期外収縮みたい!これ大丈夫なのかなぁ?専

門医にすぐに相談した方がいいのかなぁ?と悩んだ経験はありませんか。致死的不整脈

を見逃さないように正しく専門医受診をすすめるための心電図レッスン!1枚の12誘導心

電図波形から一つ一つの心筋細胞で刻々と息づく精緻な電気活動を想起できるように、

豊富な症例から一つ一つを丁寧に解説します。

2月セミナーのお知らせ

日 時 : 平成31年2月28日(木)18:00~
場 所 : 産業医科大学2号館2階 2208教室
演 者 : 産業医科大学病院 総合周産期母子医療センター 菅秀太郎、市川俊、荒木俊介 産業医科大学 眼科 松下五佳

テーマ: 未熟児網膜症 up to date

要 旨: 未熟児網膜症(retinopathy of prematurity: ROP)は網膜血管の未熟性を基盤として発症する疾患である。周産期医療の進歩、ハイリスク新生児管理の向上により未熟性の高い児が救命されるようになった結果、重症のROPが増加している。近年、光凝固術のみでは病勢が抑えられない重症ROPに対して抗VEGF抗体(ベバシズマブ)を用いた治療が行われ、その有効性が報告されてきたが、中長期的な安全性についてはまだ明らかとなっていない。
当院は重症ROPに対する外科的治療が可能な施設として、西日本各地のNICUから10年間で約70例の転院を受け入れてきた。今回のセミナーでは最近のROPの話題に加え当院でのこれまでのROPに対する治療成績について概説する。
・ 未熟児網膜症の診断と治療
・ 未熟児網膜症の重症化と栄養・発育背景との関係「周産期母子医療センターネットワーク10年まとめ事業から
・ 未熟児網膜症に対するベバシズマブ療法と予後