【産業医科大学小児科クリニカルカンファレンス】
日 時 : 令和7年6月16日(月)18:00~
場 所 : 産業医科大学2号館 2階 2208教室
担 当 : 新生児グループ
演 者 : 徳永希望、村川沙織、高橋光、眞鍋舜彦、田中健太郎、菅秀太郎
テーマ: 稀な疾患だが危急疾患である小腸捻転症はどうすれば早く気付ける?~診断へのアプローチ~
要 旨 : 腸回転異常症を伴わない小腸捻転は非常に稀で、非特異的な症状を認めることから診断が困難である。急速に腸管虚血に進展することがあり、腸管の壊死や穿孔への進行を防ぐためには早期診断が重要である。胎動減少、胎児機能不全所見のため緊急帝王切開で出生し、出生同日の胆汁性嘔吐などから緊急性を考慮し、小児外科と連携し迅速に治療介入できた一例を経験した。本症例を含め、過去に報告されている小腸捻転症の症例の身体所見および検査所見から、小腸捻転の早期診断のポイントを比較検討した。
***********************
産業医科大学小児科学講座
〒807-8555 福岡県北九州市八幡西区医生ヶ丘1-1
Tel:093-691-7254 Fax:093-691-9338
e-mail:j-syoni@mbox.med.uoeh-u.ac.jp
***********************