【産業医科大学小児科セミナー】
日時:令和4年3月24日(木)18:00~
場所:産業医科大学2号館2階2208教室
担当:循環器グループ
演者:清水 大輔
テーマ:こどもの心電図のみかた
要旨: 心電図は1903年にウィレム・アイントホーフェンによって発明された。100年以上の歳月を経て、スマートウォッチで不整脈の有無を確認できる時代となった。これまでも『脈がとぶ』という主訴で受診する患児が多くいたが、今後は『スマートウォッチで脈の異常を指摘された』と客観的な情報をもって受診される患児も増えてくるかもしれない。このような患児の診療には12誘導心電図が役に立つ。今回は『こどもの心電図のみかた』をテーマとし、リズム、軸、各波形など12誘導心電図を判読する際のポイントを説明し、各年齢での違いについても解説する。