日 時:平成28年7月29日(金)19:00~
場 所:パークサイドビル9F 「中会議室」
プログラム:
①一般演題
「交換輸血を施行した乳児白血病の一例」
演者:産業医科大学 小児科 島本太郎 先生
②一般演題
「ニューモシスチス肺炎と診断された6か月男児例」
演者:北九州市立医療センター 小児科 前原健二 先生
③一般演題
「ヒトパルボウイルスB19による赤芽球癆の発症を契機に溶血性貧血を疑った一例」
演者:産業医科大学 小児科 樋口尚子 先生

産業医科大学病院総合周産期母子医療センターでは新生児蘇生法(NCPR)の専門コース(Aコース)及びスキルアップコース(Sコース)を9月17日に開催することになりました。
昨年度、新しい2015年版ガイドラインへの改正が行われ、アルゴリズムの変更とともに、A・Bコース修了認定者に向けた継続学習支援の一環として、「スキルアップコース(Sコース)」 が公認講習会として新しく始まりました。 http://www.ncpr.jp/guideline_update/2015session.html

Sコースは、A・Bコースを受講後、修了認定をされた方が受講できるコースで、 蘇生技術の質の維持を目的としたNCPRの復習コースとなります。また、新規に認定を受ける方は認定期間がこれまでの5年から3年と短縮され、A・Bコースの認定を更新するためにはSコースが必修となります。新生児蘇生の技術の向上及び維持のため、ぜひこの機会にご参加いただければ幸いです。
詳細及び申し込みは下記のファイルをご使用ください。

新生児蘇生法開催案内

産業医科大学小児科

荒木俊介

日 時:平成28年7月14日(木)18:00~
場 所:産業医科大学2号館 2階 2208教室
担 当:産業医科大学小児科学 神経グループ
演 者:千手絢子、塩田直樹、下野昌幸

テーマ:発達障がい児・者を対象とした教育・医療が目指す到達点

要旨: 発達障がい児(ASD)への早期介入、関わりの重要性が指摘されている。しかし小児科医療に携わるスタッフはどの様なシステムで介入が行われているのか、漠然としたイメージしか持っていないと推察する。我々が携わっている、「生涯にわたるASD支援」のイメージを説明し、改善された、また今後改善を目指すべき点を検討する。

    ① 乳幼児発達2次健診の実情
    ② 北九州市就学支援事業内容の説明
    ③ 企業での取り組み

日 時:平成28年7月4日(月)19:00~
場 所:産業医科大学2号館 2階 2201教室
担 当:産業医科大学小児科学 感染・免疫グループ
演 者:伊藤琢磨 福田尚子 保科隆之

テーマ:この症状の犯人はパルボウイルスだった!!
~多彩な症状を呈するヒトパルボウイルスB19感染症~

要旨:ヒトパルボウイルスB19(パルボウイルス)は、伝染性紅斑を引き起こすことで小児科医にはなじみのある疾患であるが、その他にも多彩な症状や疾患を引き起こす。妊婦に感染した場合には、胎児死亡や胎児水腫に至ることがあり注意する必要がある。また、溶血性貧血を基礎疾患に持つ患者に感染すると急速に貧血が進行することも知られている。
本カンファレンスでは、パルボウイルスによる赤芽球ろうを契機に溶血性貧血が疑われた症例、ぶどう膜炎の精査中にパルボウイルス感染症が判明した症例およびパルボウイルス初感染による急性肝不全によってWilson病と診断された症例を提示し、パルボウイルスが引き起こす多彩な症状や疾患の発症メカニズムについて考察する。

日 時:平成28年6月20日(月)19:00~
場 所:産業医科大学2号館 2階 2201教室
担 当:産業医科大学小児科学 新生児グループ
演 者:多久佳祐、清水大輔、菅秀太郎、荒木俊介

テーマ:16SrRNA遺伝子解析により診断したMycoplasma hominis 髄膜炎の一例

要旨:Mycoplasma hominis(M.hominis)はUreaplasmaなどとともに泌尿生殖器に常在する微生物の1つで、新生児に産道感染を起こすことが知られている。周産期におけるM.hominisの感染は絨毛羊膜炎や産褥熱、早産児における慢性肺疾患との関連性が報告されているが、新生児における侵襲的感染症の起炎菌としての報告は稀である。今回われわれは遷延する無呼吸を契機に髄膜炎、水頭症と診断した早産児において、起炎菌の同定に苦慮したが16SrRNA遺伝子解析により髄液からM.hominisを同定できた症例を経験した。
通常の細菌培養では起炎菌が同定できない新生児髄膜炎の管理において16SrRNA遺伝子解析は有用なツールであり、また起炎菌としてM.hominisも念頭に置いた治療戦略を考慮する必要性を示唆する貴重な症例であった。

日 時:平成28年6月2日(木)18:00~
場 所:産業医科大学2号館 2階 2208教室
担 当:産業医科大学小児科学 内分泌グループ
演 者:池上朋未、川北葵、荒木俊介、山本幸代

テーマ:バセドウ病合併母体から出生した児の管理

要旨:バセドウ病は代表的な自己免疫性甲状腺疾患で、妊婦の約0.2%が合併し、
生まれた児の1%に新生児バセドウ病を発症すると言われている。母体血清中の
甲状腺自己抗体が児に移行することが原因である。また、コントロール不良の母体
から出生した児は、経胎盤的移行により甲状腺機能充進症を胎内で呈しており、
下垂体一視床下部一甲状腺系が抑制されるため、出生後数日経過した後の中枢性
甲状腺機能低下症に対しての注意が必要である。また、母体が服用している抗甲状
腺剤やヨードの影響により甲状腺機能低下症を発症する場合もあり、多彩な病態の
理解、管理が必要である。
今回のセミナーでは、当院にで最近経験したバセドウ病のある母体から出生した児
の臨床的特徴について報告し、バセドウ病合併母体の妊娠中の管理、出生した児の
管理の要点や問題点について考えたい。

先日募集を開始した第22回産業医科大学病院主催 新生児蘇生法「専門」コースは応募者が、募集人数に達したため募集を終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございました。

次回は秋ごろに開催を予定しておりますので、参加ご希望の方は下記にメールを頂ければ、日程が決定次第ご案内メールをお送りします。

よろしくお願いいたします。

産業医科大学小児科 荒木俊介
arashun@med.uoeh-u.ac.jp

下記のように新生児蘇生法「専門」コース+2015年版アップデート説明会を開催いたします。

【開催要項】

1.名称:第22回産業医科大学病院主催 新生児蘇生法「専門」コース(Aコース)

2.日時:2016年6月25日(土) 13時00分〜18時30分

3.会場:産業医科大学病院(地図添付)

4.内容:日本周産期・新生児医学会公認「新生児蘇生法講習会専門(A)コース」

  • 受講の際は、「新生児蘇生法テキスト(2015年版)」を事前に各自購入の上ご持参ください。なお、当日の講義前・後にテキスト内容に沿った筆記試験がありますので事前学習をしてきてください。

2015年版コースで開催しますので、2010年版で認定されている方も講義のみの聴講で2015年版にアップデートされます。

5.定員:Aコース15名(先着順・定員になり次第締め切ります)

アップデート説明会20名(先着順)

6.受講料:Aコースは3000円(テキスト代は含みません)

アップデート説明会は500円(テキスト代は含みません)

 

【申込先】

別紙申込書にご記入のうえ、E-mailまたはFAXにて下記宛にお申し込みください。

受講が確定しましたら、担当者よりお知らせいたします。

申し込み〆切 2016年6月10日(金)

申込先:産業医科大学病院 小児科 担当:荒木俊介

TEL:093-691-7254 (産業医科大学病院小児科医局)

FAX:093-691-9338 (産業医科大学病院小児科医局)

E-mail:arashun@med.uoeh-u.ac.jp

NCPR募集要項第22回(院外)

日 時:平成28年5月16日(木)19:00~
場 所:産業医科大学2号館 2階 2201教室
担 当:産業医科大学 総合周産期母子医療センター
演 者:菅 秀太郎

テーマ:「近くて遠い国内留学 〜九州大学病院NICUで経験した1年間〜」

要旨:人口増加が目覚ましい福岡都市圏の中核病院である九州大学病院にて2015年度に1年間国内留学という形で勤務させて頂いた。
九州大学病院NICUは総合周産期母子医療センターの中でも新生児外科・新生児循環器科・心臓血管外科・脳神経外科を併設し、扱う症例は多岐に渡る。
とりわけ重症度の高い症例は、近隣圏からの緊急搬送も受け入れている。
私自身もこれまで経験したことのなかった症例や治療方法・方針を経験し、1年間の国内留学の報告として、以下の4つのテーマについて発表する。
1、九州大学病院NICUの概要・取り組み
2、福岡都市圏新生児連絡会(FMNN)の紹介
3、ECMOを必要とするような重症呼吸障害児の対応、高次医療施設の搬送のタイミング
4、新生児遷延性肺高血圧症(PPHN)の中に潜む遺伝性間質性肺疾患
Alveolar capillary dysplasia with misalignment of pulmonary veins (ACD/MPV) の解説